・・・・・造形リトミック研究所ブログ・・・・・
このブログでは、造形リトミック教室での日々のふとした出来事や気づきを記述しています。
ひとりひとりの生徒さんの学びと成長の姿を共有し、親御さんと共に療育についてゆったり楽しく考えていきたいと思います。
※ここでは親御さんの了承をいただいた記述をお伝えしています※
おはようございます。造形リトミック・越谷教室講師の会田です。
Kくんは小学校1年生。造形リトミックの教室に入られて、1月半ほどの生徒さんです。
1回目の授業では、「お母さんと一緒がいい!」と手をつないで恥ずかしがりながら教室へ。誰でも始めての場所や人は苦手なものですよね!
3回目は、一人で挑戦!! 親御さんと離れ、自立心を育む大切な時間です。リズム造形の線描も、一緒に歌い一生懸命取り組みました。なかなか集中力のある生徒さんです。
が、やっぱりお母さんが傍にいなくて不安そうな顔。途中ソワソワとドアの付近へ・・・。やはり、気になるのかな?
「ドアを開けてもいいよ。お母さんちゃんといるから見てごらん」と声をかけ、連れ戻したい気持ちを抑えてKくんを見守りました。
1度目は、ドアを開けてお母さんを確認。2度目はドアまで行きもじもじ・・・。私の方を見ています。
「開けてもいいよ」と声をかけます。するとKくんは考え込み・・・そのまま席に戻って学習を続けました。
1秒ごとに成長する生徒さん。Kくん、よく頑張ったね!!
子どもの気持ちに寄り添う大らかな時間の大切さ。Kくんとお母様との愛情の深さが伝わってきて、子どもにとってお母様との安心感、信頼感が自立を促すのだと感じました。
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