今年から、作業所で働いているK君。背が高い、素敵な青年です。
梅雨入りする少し前のことですが、髪の毛をすっきりと短く切ってきました。指導者が「わー、K君、髪の毛を切ったのね。さっぱりしていて、素敵ですよ。」と声をかけると、頭をなでながら「髪の毛。さっぱり。さっぱり。」とK君。
少し照れたような表情に青年らしさを感じて、なんとなくすがすがしい思いがしました。
その日の勉強が終わり、身支度をしていたK君。指導者の方にさっと振り向いて「さっぱり。さっぱり。」と話しかけてきました。
「K君は髪の毛もさっぱりとしていて、背も高くて、かっこいいですよ。」と答えると、「さっぱり。かっこいい。」と少しはにかみながら、でも胸を張って応じてくれました。
言葉のやりとりだけではなく、気持ちのキャッチボールもできたひとときでした。
http://www.zoukei-rythmique.jp (Y.とみざわ)