・・・・・造形リトミック研究所ブログ・・・・・
このブログでは、造形リトミック教室での日々のふとした出来事や気づきを記述しています。知的障害や発達障害をもつひとりひとりの生徒さんの学びと成長の姿を共有し、親御さんと共に療育についてゆったり楽しく考えていきたいと思います。
※ここでは親御さんの了承をいただいた記述をお伝えしています※
おはようございます。造形リトミック・国立教室講師の神原です。
その日、午前中のセミナーの時に、私が担当する生徒さんで「多い・少ない」の学習をしているAちゃんのケースを出させていただきました。Aちゃんは歌が好きで、よく覚えてすぐに歌おうとする、ということもお話ししました。
そして、セミナーが終わり、昼食後に、所長から1枚のCDを手渡されました。できたてホヤホヤの歌唱言語法「多い・少ない」です!
「えっ、もう作ってくださったんですか?」驚きとともにうれしさが。うれしいなぁ・・・自分の発信したことに応えてもらえた!という喜び。
早速、プレイヤーに入れて、聞いてみます・・・流れてくる歌声を聞きながら、午前中のセミナーのアドバイスとともに、その歌でAちゃんと学習しているイメージが浮かんで・・・楽しみだなぁ!学習が楽しくよりスムーズに進められそうです。
相手からの発信に「すぐ応えられる」ということは、相手の必要を切実に感じ取る力と、その相手の必要とするものを的確に捉え、作り出す力がないとできないことです。
(すぐに応える、ということを心がけていきたい・・・)
研究所の今年の目標は「応える」。今年もあと一月あまりですが、そのことを改めて思い出し、考えさせられました。
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