・・・・Elephasブログ・・・・・
このブログでは、発達支援教室Elephas(エレファース)での
日々のふとした出来事や気づきを記述しています。
ひとりひとりの生徒さんの学びと成長の姿を共有し、
親御さんと共に療育についてゆったり楽しく考えていきたいと思います。
※ここでは親御さんの了承をいただいた記述をお伝えしています※
あけましておめでとうございます。国立教室の今村です。
昨年12月、エレファースでは
都立職業学科を受験された全ての生徒さんが合格されました。
本当におめでとうございます。
そのひとりのSくん、通い始めて2回目の授業。
8月の炎天下を初めて一人で来て、道に迷ってしまったことを思い出します。
住宅街の中にある国立教室、
きっとすぐ傍まで来ていてぐるぐると歩き回ってしまったのでしょう。
講師も周りを探しましたが、見つからず、
1時間近くたって、やっと教室にたどり着きました。
Tシャツは汗びっしょり、真っ赤になった顔で、ドアを開けたSくんの第一声は、
「お待たせしてしまって、本当にすみません!」でした。
暑くてふらふら、泣きたくなるような長い時間、どれだけ大変だったか・・・。
しかし、それを訴えたい気持ち、また事情を説明するより先に、
講師を待たせたことへの気遣いの言葉が真っ先に出たのです。
Sくんのこういう良いところを大切にしょう…とあの時強く思いました。
そんなSくんは、学習の結果を二人で見返す時も、
「先生、次にはこの失敗をしないから安心して!」
「大丈夫、あの問題は特に注意したよ」と
講師の心情を気遣うような言葉があります。
穏やかに、学習を積み重ねた日々。何より心が一番成長したと思います。
その先に嬉しい結果が出せたこと、本当に嬉しく思います。
発達支援教室Elephas(エレファース)
http://www.zoukei-rythmique.jp