・・・・Elephasブログ・・・・・
このブログでは、発達支援教室Elephas(エレファース)での
日々のふとした出来事や気づきを記述しています。
ひとりひとりの生徒さんの学びと成長の姿を共有し、
親御さんと共に療育についてゆったり楽しく考えていきたいと思います。
※ここでは親御さんの了承をいただいた記述をお伝えしています※
おはようございます。国立教室の今村です。
小学2年生のYくん。夏休み中は午前中に夕方にと、
教室まで二往復して頑張っている日もあります。
元気いっぱいで取り組む午前中の2時間は、
通常の1か月分にも迫る勢いで学習が進みます。
授業中の講師との会話の中で発見がありました。
とにかくやる気満々のYくん。何をするのも自分でやりたくて、
「やりたい!」と要求します。
工作の時、ハサミで切るのも、のりで貼るのも、絵具を混ぜるのも、
絵具で少々汚れた机を拭くのも、パソコンを消すのもつけるのも・・・
講師の動きを見て、先回りして全て「やりたい!」と。
講師は、その都度、「そう、切りたいのね。Yくんに切ってもらいます。」
「混ぜたいのね。こぼさないように混ぜて下さい。」とさりげなく、
でも毎回、声をかけていました。
気付くとYくん、「やりたい。」では無く、
「切りたい。」「混ぜたい。」と具体的に伝えています。
パソコンについては「消していい?」「つける?」と
講師に確認してから動いています。
言葉の学習、コミュニケーションは、プリントで学習することだけでなく、
自然な、動作を伴うやり取りを繰り返す中で習得されていくものだと、
とても嬉しく実感しました。
>>発達支援教室Elephas(エレファース)
http://www.zoukei-rythmique.jp