・・・・Elephasブログ・・・・・
このブログでは、発達支援教室Elephas(エレファース)での
日々のふとした出来事や気づきを記述しています。
ひとりひとりの生徒さんの学びと成長の姿を共有し、
親御さんと共に療育についてゆったり楽しく考えていきたいと思います。
※ここでは親御さんの了承をいただいた記述をお伝えしています※
おはようございます。国立教室の高松です。
小学生6年生のKくん、学校で新聞投書を書くことになったということですが、
「授業中、全然書けなかった…。」と浮かない顔をしていました。
そこで、一緒に考えてみることにしました。
まず、何をテーマにするか、アイディアを出し合います。
好きなもの、スポーツ、学校生活、家族、ニュース…
ニュースと出たところで、新国立競技場のことをKくんが話し始めました。
開閉式の屋根の建設や莫大なお金がかかることなど、
なかなか詳しく知っていたので、テーマに決定!
「僕は、開閉式の屋根には賛成。たくさんの人が集まると湿気がすごいし、
オリンピックが終わっても音楽のイベントで使えるから。」とKくん。
「すごくたくさんのお金がかかることについてはどう?」と尋ねると、
「まず、予算の見直しが必要だと思う。あとは、一時だけオリンピック税を作る。」と
自分なりの考えが次々と出てきます。
その後、教科書を参考に、
話題の提示、主張、理由、予想される反対意見に対する反論、まとめ、
と箇条書きで書いていきます。骨組みが出来たところで授業はタイムアップ。
次週、「投書書けたよ!」と教室に入ってきてすぐに報告してくれました。
自分の意見を書く難しさと、書きあげた達成感の両方を味わったKくん。
この二つをこれからもたくさん経験して、力を伸ばしていってほしいです。
>>発達支援教室Elephas(エレファース)
http://www.zoukei-rythmique.jp