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物語を体現して

・・・・Elephasブログ・・・・・

このブログでは、発達支援教室Elephas(エレファース)での
日々のふとした出来事や気づきを記述しています。
ひとりひとりの生徒さんの学びと成長の姿を共有し、
親御さんと共に療育についてゆったり楽しく考えていきたいと思います。
※ここでは親御さんの了承をいただいた記述をお伝えしています※


おはようございます。国立教室の髙松です。

夏からこの秋にかけて、
5年生のY君と「大造じいさんとガン」を読みました。

5年生の物語文にもなると、ページ数もぐっと増え、
読むだけでたくさんの時間がかかります。

何度か一緒に読んで流れはつかんだようですが、
もっとこのお話に親しんでほしいと思い、
人形劇風に学習を進めていくことにしました。

といっても人形はありませんので、教科書の絵を使おうと思いましたが、
「消しゴムが大造じいさんで、ボールペンが残雪(ガンのリーダー)、
鉛筆はハヤブサ…。」と、
身近にあるものでY君がどんどん配役を決めていきました。

もともと想像力豊かで物語文が大好きなので、
登場人物が目に見える形で見えなくてもY君の頭の中には
全員が浮かんでいるようでした。

お気に入りのシーンは、残雪とハヤブサの闘い。
講師がその個所を読み上げると、
2羽が飛ぶ音や、残雪の胸から血が出る音まで再現しながら、
本当に楽しそうに鉛筆やペンを動かしていきます。

そのうちに今度は自分でせりふを言いながら動かすようになりました。

最後に問題を解くと、いつもはあまり得意ではない気持ちや読み取る問題や、
自分の考えを書く問題にも積極的に取り組みました。

物語を体感することがY君の思考と表現につながり、
講師としてもうれしく思いました。


>>発達支援教室Elephas(エレファース)
http://www.zoukei-rythmique.jp