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砂浜に「横線すーい」

・・・・・造形リトミック研究所ブログ・・・・・

このブログでは、造形リトミック教室での日々のふとした出来事や気づきを記述しています。知的障害や発達障害をもつひとりひとりの生徒さんの学びと成長の姿を共有し、親御さんと共に療育についてゆったり楽しく考えていきたいと思います。
※ここでは親御さんの了承をいただいた記述をお伝えしています※

おはようございます。造形リトミック・国立教室講師の宮本です。

リズム造形は、生活の中でその時々にいろんなものをイメージさせてくれます。この頃、私が一番感じている「リズム造形」は、国立駅の改札口を出たときに広がっている「道」です。南口の時計台のあるロータリーを中心にして、6本の道が放射状に出ています。

そして更に、国立の街はその放射状の道を包んでいくかのように碁盤の目の横線と縦線の道が走っています。ですから、十字路がたくさんあります。人は十字路を渡るとき、必ず右と左を見てから歩きます。そこで、十字形を意識する。つまり、体で十字形を描いている状態になります。

先日、ようたくんは(3才)は沖縄に行ってきたそうです。お母さまのお話によれば、ようたくんは砂浜に「とんとん」「横線すーい」をずっと描いていたそうです。何て素敵なんだろうと、私は胸がわくわくしました。とても嬉しいお話でした。

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