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息抜きタイム

・・・・・造形リトミック研究所ブログ・・・・・

このブログでは、造形リトミック教室での日々のふとした出来事や気づきを記述しています。知的障害や発達障害をもつひとりひとりの生徒さんの学びと成長の姿を共有し、親御さんと共に療育についてゆったり楽しく考えていきたいと思います。
※ここでは親御さんの了承をいただいた記述をお伝えしています※

おはようございます。造形リトミック・津田沼教室講師の藤田です。

中学3年生のKくんは、2年生のときからパソコンで日記を書いています。最初は、時々ローマ字表を見ながらの入力でしたが、今ではほとんど見ることなくローマ字入力できるようになりました。

 先日の授業では、本文を入力した後に「絵文字を入れたい」とのこと。「先生もパソコンで絵文字を使ったことないから、Kくん、探してみようよ」と言うと、いくつかキーをカチャカチャした後、「できた!できた!」と嬉しそうなKくん。ちゃんと「ニコニコ顔」がついていました。

自分で見つけたのが嬉しかったのか、次の週も「よし、書くぞ!」と張り切ってパソコンに向かっていました。

間近に受験も控え、ともすると口数が少なくなったり、逆に少々反抗的になったりすることが、特にこの時期の男の子には一般にありがちです。でも教室ではこんなふうなコミュニケーションがあり、短い息抜きタイムが適度に、また自然に入ります。集中の中のリラックスが、学習をはかどらせてくれています。

http://www.zoukei-rythmique.jp