・・・・Elephasブログ・・・・・
このブログでは、発達支援教室Elephas(エレファース)での
日々のふとした出来事や気づきを記述しています。
ひとりひとりの生徒さんの学びと成長の姿を共有し、
親御さんと共に療育についてゆったり楽しく考えていきたいと思います。
※ここでは親御さんの了承をいただいた記述をお伝えしています※
おはようございます。国立教室の今村です。
小学3年生のYくんとの授業は、丁度お腹がすく時間帯で、
授業中、講師のお腹が、「ぐーーっ」となってしまいました。
あまりにも大きな音だったので、
Yくんは、自分のお腹がなったのだと思い、
慌ててお腹をおさえました。
「Yくん、先生のお腹がなっちゃったんだよ。」と言うと、
Yくんは、「先生、お腹すいちゃった?」とほんの少し心配そうな顔。
「大丈夫。」と答えると、
Yくんは安心した顔になり、直ぐに学習を再開しました。
教科学習の後、かき氷の工作をしました。
黄色の絵の具を選び、
レモンシロップのたっぷりかかったかき氷が出来上がりました。
出来上がってとっても嬉しそうなYくんに、
講師は画用紙で作っておいたスプーンをさっと取り出し、
「Yくん、冷たくておいしいよ。食べてみて。」と渡しました。
しかしYくんはスプーンを受け取っても食べる真似をせず、
かき氷のお皿に添えて講師の前に差し出しました、
「先生、お腹すいちゃってるから、食べていいよ!」と。
…お腹の会話は、もう1時間近く前のこと。
本当に優しいYくんに感心しました。
周りの人にどう接したらいいか…自ら考えて行動出来るYくん。
その素晴らしいところが伸ばしていける、
穏やかな、気持ちのいい授業をしていきたいと思います。
>発達支援教室Elephas(エレファース)
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