(つづき)
学習においては、生徒さんを困らせないことがポイントです。
「わからないー!!」という状況に追い込まないことです。
タイミングよく、にっこり、ヒントを与えます。ヒントは、「考えるすべを教えるもの」です。
何をどう考えたら良いのかわからなかった生徒さんの頭の中が、
ヒントによって少しずつ動き出します。
しかも「ヒント!」と聞くと、生徒さんにとってはクイズみたいで楽しくなってきます。
「あっ、わかった!!」
この感覚が学習の意欲を育てます。
こんな積み重ねが「考えるすべ」つまり「考え方」を身に付けさせていきます。
そうすると、答えがわからなくて多少困っても、その状況に耐える力がしだいに付いてきます。
そして、少しずつ自ら考える力を発揮していきます。
教室には、すぐに答が見つからないときに、「うーん」と腕を組んで考え込み、
少しして「わかった!」と手を打つ演技派の生徒さんもいます。
とにかく、楽しく学習しましょう。
http://www.zoukei-rythmique.jp (S.たまの:本部)