・・・・・造形リトミック研究所ブログ・・・・・
このブログでは、造形リトミック教室での日々のふとした出来事や気づきを記述しています。知的障害や発達障害をもつひとりひとりの生徒さんの学びと成長の姿を共有し、親御さんと共に療育についてゆったり楽しく考えていきたいと思います。
※ここでは親御さんの了承をいただいた記述をお伝えしています※
おはようございます。造形リトミック・国立教室講師の富澤です。
(きのうにつづき)高校の「受験」に向けての取り組みのひとつ、作文。自分のことを知ってもらいたい、自分ががんばっていることについて伝えたい、自分の興味関心について詳しく説明したい・・・こうした気持ちや意欲を大切に育んでいくことが、作文の力を培っていくことにつながります。
講師はそんな気持ちを言葉として引き出すように、インタビューをします。そして、インタビューによって得られた言葉を文章として整え、テーマに沿った作文に仕上げていくように導きます。
このような積み重ねとくり返しが、ひとりで作文を仕上げていく力になっていくのです。
学校の通常の学習と併行しての受験に向けての取り組みは、大変なこともあるでしょう。しかし、今の自分に自信を持ち、さらに高校生になったら「どんな楽しいことがあるんだろう!!」「~をしてみたいな!」といった気持ちが受験のエネルギー、原動力になっていきます。
その過程を大切にして、そこでの生徒さんの気持ちの動きや考え、意欲などが作文にも反映されるように、取り組んでいきたいと思います。
http://www.zoukei-rythmique.jp