・・・・・造形リトミック研究所ブログ・・・・・
このブログでは、造形リトミック教室での日々のふとした出来事や気づきを記述しています。知的障害や発達障害をもつひとりひとりの生徒さんの学びと成長の姿を共有し、親御さんと共に療育についてゆったり楽しく考えていきたいと思います。
※ここでは親御さんの了承をいただいた記述をお伝えしています※
おはようございます。造形リトミック・国立教室講師の丸山です。
ときどきこんな生徒さんがいます。出された課題に自信がなかったり、苦手意識があったりすると、手を後ろに隠してしまう生徒さん。「やらないよ!」と拒否しているようにも見えますが、よく見ると、全身で意識を机上に向けていることが多いのです!
そういうときは、「よく見ててね!」と声をかけます。そしてゆっくり、講師が取り組むようすを示します。体が斜めを向いていても、目が斜めでも、案外としっかり講師のようすを見ています。
「まだできないよ。もっと見せて!」
「ここまでなら、できるんだ!」
「こんなの簡単だよ!」・・・
いろいろなメッセージを送ってきます。そして、自信がついたら自然に手が出てきます。
見ているだけでも、自分でやっているかのように脳は働いています。週に一度の大切な時間、脳をたくさん活性化させましょうね!