記事一覧

「間違えるかも!」

・・・・・造形リトミック研究所ブログ・・・・・

このブログでは、造形リトミック教室での日々のふとした出来事や気づきを記述しています。知的障害や発達障害をもつひとりひとりの生徒さんの学びと成長の姿を共有し、親御さんと共に療育についてゆったり楽しく考えていきたいと思います。
※ここでは親御さんの了承をいただいた記述をお伝えしています※

おはようございます。造形リトミック・国立教室講師の丸山です。

Yさんは、数直線状の数の並びを理解することを、ずっとがんばってきています。学校のテストの対策としても、特に2月は集中して取り組みました。本人のやる気は満々でした。数字を見るとちょっと身構えるようになってしまうかな、と思うくらい何度も何度も学習しました。

テストは終了しても、学習は続きます。4月の声を聞く今でも、少しずつ学習を積み重ねています。0から100までの数を表にしたり、また長い帯状にしたり、と形を変えて取り組んでいます。

59と61では、どちらが多い?
徐々にYさんから、「一の位にはひっかからないぞ」という気迫が出てきました。

そして今日も、「間違えるかもしれないけど!」と言いながら、チャレンジしています。間違えることを嫌がらないで、何度も何度も問題に向かい合っていけること、実はそれ自体が大きな成長なのだと思います。

http://www.zoukei-rythmique.jp