・・・・・造形リトミック研究所ブログ・・・・・
このブログでは、造形リトミック教室での日々のふとした出来事や気づきを記述しています。知的障害や発達障害をもつひとりひとりの生徒さんの学びと成長の姿を共有し、親御さんと共に療育についてゆったり楽しく考えていきたいと思います。
※ここでは親御さんの了承をいただいた記述をお伝えしています※
おはようございます。造形リトミック・津田沼教室講師の大塚です。
Mくんは、仕事を終えて教室にやってきます。8年あまり、言葉のやりとりを大切にしながら、いろんな課題に取り組んでいます。描画は、りんご2個を並べて、丸を描くことから始めて、今では恐竜もタンポポも東京タワーも、図鑑や実物をよく見て驚くほどのバランス感覚で仕上げていきます。
作文課題については、仕事のこと、休日の出来事などを、身振りや絵をまじえ、ゆっくりと聞き出しながら進めています。
先日は、おばあ様が入院、家族で見舞った時のことを話してくれました。そこで早速、お見舞い用に絵を描いてその下に月のカレンダーを貼り、手作りカレンダーを制作。病院に届けてもらうことにしました。
後日のお母さまのお話によると、おばあ様はとても喜んでベッド脇に置かれているそうです。訪れた人も目に留め、その絵に「優しいお顔」と和まれるそうです。
人の心を癒したり励ましたりできるなんて、Mくん、なんて素敵なことでしょう!今度は、春の花を作って届けてくださいね。
Nくんが楽しめることや趣味が増え、生活が心豊かになるよう、一歩ずつ進めましょう。
http://www.zoukei-rythmique.jp