・・・・・造形リトミック研究所ブログ・・・・・
このブログでは、造形リトミック教室での日々のふとした出来事や気づきを記述しています。知的障害や発達障害をもつひとりひとりの生徒さんの学びと成長の姿を共有し、親御さんと共に療育についてゆったり楽しく考えていきたいと思います。
※ここでは親御さんの了承をいただいた記述をお伝えしています※
おはようございます。造形リトミック・国立教室講師の富澤です。
さくら満開、今年は長くお花見が楽しめます。教室での学習にもお花見を取り上げました。
お店の特集で、ちょうどお花見グッズの紹介があったので、その特集のチラシを示しながら、
「お花見にはどんなものが必要ですか?」と生徒さんに尋ねてみました。
「これは、なんですか?」の問いに比べて、「どんなもの?」という問いに答えるのはなかなか難しいのですが、今日のTくんからは、「シート、コップ・・・」と次々に答えが返ってきました。実はちょうどその日、職場でお花見をしてきたとのことでした。
経験してまだ感触や記憶が新しいときに、タイミングよく言葉を添えてあげられると言葉によるコミュニケーションが活性化されます。まるで、気持ちが言葉を表現として紡ぎだしてくれるようです。
日頃から、作文学習を兼ねて会話トレーニングを続けていますが、このところ会話のときの声も大きく充実してきているように感じていたところです。
最後に「お花見、楽しかった?」と尋ねたら、「おいしかった!」とのこと。さくらの下、お弁当やお菓子や飲みものいっぱいで、とてもおいしく、楽しかったのでしょう。
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