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春がいっぱい

・・・・・造形リトミック研究所ブログ・・・・・

このブログでは、造形リトミック教室での日々のふとした出来事や気づきを記述しています。知的障害や発達障害をもつひとりひとりの生徒さんの学びと成長の姿を共有し、親御さんと共に療育についてゆったり楽しく考えていきたいと思います。
※ここでは親御さんの了承をいただいた記述をお伝えしています※

おはようございます。造形リトミック・所沢教室講師の榎戸です。

桜、パンジー、たんぽぽ、チューリップ、春の風景。教室は、春の作品でいっぱいです。そして生徒さんが持ち帰った作品は、生徒さんの家を春色に染めているようです。

「2階のドアに貼るからね」とお母さんに提案する奈央ちゃん。
「大きな絵だね。どこに貼る?」と和くんのお母さん。
下駄箱の上が小さなギャラリーになっている円華ちゃん。
作品を飾って、自分で部屋の模様替えまでしてしまう陸くん。
・・・それぞれのお家でのようすが目にうかびます。

作品を通して、季節感を育む。それは、すてきなことですね。
「育む」、とても優しく暖かい響きの言葉です。親鳥が雛を翼に含んで大切に育てる様子から、この言葉が生まれたという説があるそうです。

何かを教えたり、習わせたりというより、一人ひとりの生徒さんを親御さんと一緒に育んでいく。そして生徒さんに関わる周りの人も一緒に成長していく。当研究所の理念に、ぴったりの言葉です。

またこの一年、一緒に歩んでいきましょう。