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リズム造形で・・

・・・・・造形リトミック研究所ブログ・・・・・

このブログでは、造形リトミック教室での日々のふとした出来事や気づきを記述しています。知的障害や発達障害をもつひとりひとりの生徒さんの学びと成長の姿を共有し、親御さんと共に療育についてゆったり楽しく考えていきたいと思います。
※ここでは親御さんの了承をいただいた記述をお伝えしています※

おはようございます。造形リトミック・国立教室講師の丸山です。

あまり車に詳しくない私でも、「ジープ」にはロマンを感じます。窓の形やドアのつき方など、一見複雑なのですが、描順にそって描いていくと、見事なジープが描けます。

Hちゃんは、リズム造形の学習を積み重ねてきた生徒さんです。ジープにあまりなじみはないようですが、楽しく取り組めました。驚かされたのは、Hちゃんの取り組み方です。

「1・2・3しか~く」とていねいにリズム造形の描法で、ボディを描きました。そして、「ななめにシャー」と角度に注意しながら、これもまたリズム造形の描法でフェンダーを描きました。

リズム造形を通して、”正確に見る”ことをたくさん学習したことで、対象を分析して形態を取り出す力がついたのでしょう。その自信がHちゃんに落ち着きを加え、余裕も生まれました。あまりなじみがなく、一見難しそうな対象にも積極的に楽しく取り組むことができました。

講師としても、とってもうれしいことです!

http://www.zoukei-rythmique.jp