・・・・・造形リトミック研究所ブログ・・・・・
このブログでは、造形リトミック教室での日々のふとした出来事や気づきを記述しています。知的障害や発達障害をもつひとりひとりの生徒さんの学びと成長の姿を共有し、親御さんと共に療育についてゆったり楽しく考えていきたいと思います。
※ここでは親御さんの了承をいただいた記述をお伝えしています※
おはようございます。造形リトミック・国立教室講師の神原です。
Mちゃんの担当になったはじめの頃は、ツバを面と向かって発射されるという初めての経験に正直驚いたものでした。
しかし、徐々にわかってきました。「ことば」という手段で伝えることの難しいMちゃんにとってそれは、「自分を相手に届かせようとする」手段なのかもしれない、ということでした。
「こっちを見て!」だったり、「つまんないよ~」だったり、「もっと!もっと!」だったり・・・。
介助の手もなかなか受け入れないこともあったMちゃんですが、
5月に入ってからクレヨンを握り、介助で一緒に描くことが増えてきました。
「すごいっ!!描けたね!!これ、誰が描いたの!?そうだね~Mちゃんだよ!!」こちらも明確な反応で「描けたね!!」ということを示します。
すると、それに従って、発射回数も減少しているように・・・感じます。
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