ソーシャルスキルワークのひとつとして、「スーパーでの買い物」についての学習をしています。
オリジナルの事例文を通して、スーパーでの適切な行動や困った行動を客観的に学習していきます。
その後、「あなただったらどうする?」というコーナーで、実際の買い物をイメージしながら、今度は自分のこととして考えていきます。
「買い物をして、お金が足りなかったらどうする?」
「お母さんに たのまれたものが なかったら、どうする?」
「レジが 混んでたら どうする?」
事例の学習のときには、「こんなことしたら、だめだよ!」「おかしいよ!」とゲラゲラと学習していた生徒さんですが、自分のこととして考え始めるとだんだんことば少なめになってきました。そして、「頭くらくらしてきた・・・」とのこと。
「自動販売機なら良いんですが、コンビにでもスーパーでも対人になるとダメですね!」と親御さんから伺うことがあります。
そこで、たとえば2番目の問いのヒントとして、「もしバターをたのまれた時にバターがなかったらどうする?・・・マーガリンでもいいよね!!」
これをきっかけに、頭の中がくるくると動き出しました。そして、いつもの元気と明るさが戻って、楽しい例が次々に出てきました。
たくさんの楽しい例は、つづきとして月曜日にご紹介したいと思います。
http://www.zoukei-rythmique.jp (S.たまの:本部)