・・・・造形リトミック研究所ブログ・・・・・
このブログでは、造形リトミック教室での日々のふとした出来事や気づきを記述しています。知的障害や発達障害をもつひとりひとりの生徒さんの学びと成長の姿を共有し、親御さんと共に療育についてゆったり楽しく考えていきたいと思います。
※ここでは親御さんの了承をいただいた記述をお伝えしています※
おはようございます。造形リトミック・国立教室の富澤です。
就労して「大人」に向かおうとする節目の生徒さんの療育にあたり、講師である私自身も「大人である」ということはどういうことなのか折に触れて考えています。
そうした中で、「自分の名前」「自分の所属」「社会とのつながりの実感」について考えてみました。
大人になると、「自分の名前」を書く機会が多岐にわたります。
お店などの会員カードの申込書、銀行の口座開設の申込み、ケーキの注文書、列車の予約申込書、定期券購入書、ホテルの宿泊カード、結婚式などの受付・・・など、用紙の大きさも書き方も、場面もさまざまです。
まず、名前。「名前」「お名前」「氏名」「NAME」「芳名」など、いろいろです。さらに「ふりがな」「フリガナ」を書くこともあります。学校のときのように、持ち物やテストへの記名といった場面とは違う、社会と自分の関わりが感じられます。
次に、生年月日。(つづく)
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