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ご家庭と教室と

・・・・造形リトミック研究所ブログ・・・・・

このブログでは、発達支援教室Elephas(エレファース)での日々のふとした出来事や気づきを記述しています。知的障害や発達障害をもつひとりひとりの生徒さんの学びと成長の姿を共有し、親御さんと共に療育についてゆったり楽しく考えていきたいと思います。
※ここでは親御さんの了承をいただいた記述をお伝えしています※

おはようございます。
発達支援教室Elephas(エレファース)・相模原教室の小出です。

Kくんは、今えんぴつで名前の書字の練習中です。
手の小さいKくんは、ホルダーをつけた鉛筆を持つことに一生懸命です。えんぴつを持つときには、講師が「持ちかたちゅうい!」と声をかけて補助します。

あるとき、「Kくん、持ちかたちゅうい!」といつものように声をかけると、その日はとても持ちかたが上手です。
「Kくん、とてもじょうず。きっと字もかっこよく書けるよ」。

授業が終わってそのことをお父さまにお話しすると、「家でも声がけをしているんです」とおっしゃいました。以前、えんぴつの持ちかたや腕の使い方についてお伝えしたことを、ご家庭でしっかりと実践してくださっていたのです。

ご家庭と教室とのキャッチボールを確実に行っていけば、生徒さんの成長を大きく促すことができます。私はそんなご家族に心から感謝しています。

http://www.zoukei-rythmique.jp