・・・・造形リトミック研究所ブログ・・・・・
このブログでは、発達支援教室Elephas(エレファース)での日々のふとした出来事や気づきを記述しています。知的障害や発達障害をもつひとりひとりの生徒さんの学びと成長の姿を共有し、親御さんと共に療育についてゆったり楽しく考えていきたいと思います。
※ここでは親御さんの了承をいただいた記述をお伝えしています※
おはようございます。
発達支援教室Elephas(エレファース)・津田沼教室の河西です。
Rくんは、「うさぎ」が大のお気に入り、「うさぎ」に始まり、「うさぎ」で授業は終わります。この5ヶ月ほどずっと「うさぎ」を描き続けてきたRくんに、大きな変化が2つあります。
ひとつは、ひらがなと数字がものすごく上手になったこと。以前から書くことは好きだったのですが、文字のきれいさが全然違ってきました。「うさぎ」を描くうちに、顔でまる、体でだ円、鼻で3かく、口で左右にふんわりと、いろいろな描画技術をおのずと身につけていたのです。
もうひとつは、集中力。いくら好きでも「うさぎ」だけ描いているわけにはいきません。ひらがな、数、お金、時計・・・、いろいろ
取り組み始めています。そういうときでもこちらの言うことを一生懸命に聞いて、答えます。
「がんばったね」と言うと「うんうん」うなずき、つぎは「うさぎ」を描かせて欲しいというジェスチャーをします。Rくんは、「うさぎ」を描くためには、その前にきちんとやらなければいけないことがあるのを承知しているのです。
Rくんの成長を実感し、とてもうれしくなりました。
http://www.zoukei-rythmique.jp