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”小さな島”と”眼科”?

・・・・造形リトミック研究所ブログ・・・・・

このブログでは、発達支援教室Elephas(エレファース)での日々のふとした出来事や気づきを記述しています。知的障害や発達障害をもつひとりひとりの生徒さんの学びと成長の姿を共有し、親御さんと共に療育についてゆったり楽しく考えていきたいと思います。
※ここでは親御さんの了承をいただいた記述をお伝えしています※

おはようございます。
発達支援教室Elephas(エレファース)・国立教室の丸山です。

地球儀を回しながら、小さな島を見つけました。一人の生徒さんが、
「小さいね!あのね、この前眼科に行ってね、ママはちょっと見えずらかったけど、私はだいじょうぶだったの」。

授業が終わった後、「この島はとっても小さいけど、自分は眼科に行ったからちゃんと見えるんだ、と説明してくれました」とお母さまに報告したところ、

「ここでは分かってもらえるのですが、集団教育だとそんな時、”小さな島”と”眼科”を結びつけた子どもの連想まで気がつかず、”関係ない話はやめましょう”と言われちゃうんです」と笑っていらっしゃいました。

集団教育と個別教育とでは、それぞれのメリットがあります。教室では個別教育のメリットを大いに生かしていきたいと思います。

自分に今何を求められているのかを考えて行動する、
それと同時に自分らしさも認めてもらえる。

両者は、両輪として作用します。自分の居場所の安定が図られてこそ、求められている正しい行動がとれるようになるのですね。


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