先日、携帯電話を家に置いたまま仕事に出かけてしまいました。
電話の機能以外に、電車の乗り降りではスイカとして、コンビニでの支払いにはお財布として使っているので、さあ大変です。
電車の切符を買うときに運賃がわからず、路線図とにらめっこ。
お昼ご飯を買うコンビにでは、カバンの底から財布をごそごそと捜し出し、お金を出すのにあたふた。私の後ろにはレジ待ちの列が出来てしまい冷や汗。
こんな大慌ての日でしたが、発見もありました。
切符が買えずにいた私に「どちらまでですか」とさりげなく声をかけてくださった駅員さんへの感謝の気持ち。
おつりなく小銭が出せたときの爽快感。
私自身が「お金の使い方」、「人との関わりの大切さ」を学んだ思いです。
便利で快適な生活の中で忘れていた「ちょっぴり不便だけどおもしろいこと」、「暮らしてるなあ」という実感を授業を通して、生徒さんたちと共有していきたいと強く感じたできごとでした。
http://www.zoukei-rythmique.jp (Y.とみざわ:国立教室講師)