・・・・造形リトミック研究所ブログ・・・・・
このブログでは、発達支援教室Elephas(エレファース)での日々のふとした出来事や気づきを記述しています。知的障害や発達障害をもつひとりひとりの生徒さんの学びと成長の姿を共有し、親御さんと共に療育についてゆったり楽しく考えていきたいと思います。
※ここでは親御さんの了承をいただいた記述をお伝えしています※
おはようございます。
発達支援教室Elephas(エレファース)・津田沼教室の石野です。
小学校1年生のTくんとオリジナルの「鳥クイズ」をしました。
「空をとべません。およぎはじょうずです。氷がすきです。私は、だれでしょう?」
「ペンギン!」
「あたり!」
どの問題もたちまち正解。でも役割を交代して問題を読んでもらうと、講師が答えるのを待てずに自分で答えてしまいます。そこで翌週、「しつもんする人」「こたえる人」の札を胸につけて同様に行ったところ、講師が答えるのを待つことができました。
しかし講師が正解しても、何も言わずに次の問題を読み始めました。相手が答えたら「あたり!」と言おう、そうして何回か行ううちテンポ良く「あたり」と声がでるようになり、笑顔で楽しむことができました。
このクイズを通して、人の話を聞くマナーに改めて気づきました。話している人の方を向き、相手の声に耳を傾け、気持ちを合わせて話の内容について反応する。こんな聞き方ができると、コミュニケーションもより円滑になるでしょう。
「聴く」には、身を入れてきくという意味があるそうです。
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