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カブトムシの夏生

・・・・Elephasブログ・・・・・

このブログでは、発達支援教室Elephas(エレファース)での日々のふとした出来事や気づきを記述しています。知的障害や発達障害をもつひとりひとりの生徒さんの学びと成長の姿を共有し、親御さんと共に療育についてゆったり楽しく考えていきたいと思います。
※ここでは親御さんの了承をいただいた記述をお伝えしています※

おはようございます。
発達支援教室 Elephas(エレファース)・国立教室の今村です。

教室にカブトムシがやってきました。飼育にチャレンジしたいという生徒さんに、プレゼントしています。

私も数年前、カブトムシを3齢幼虫から育てたことがあります。太く白いその姿を初めに見たときはびっくりしましたが、クヌギマットの中にもぐったり、表面に出て元気に運動したり・・・、慣れるとかわいく思えてきました。

やがてよく観察できる位置でサナギになり、6月のある日、クヌギマットから立派なオスの角がスクッととび出しているのを発見したときは大感激でした。

夏生(なつお)と名付け、毎日大切に世話をしました。

けれど、かわいく思えば思うほど、成虫で捕まえたのとは違い、一度も外を飛び回ったことのない夏生がだんだんかわいそうに・・・。でも、一日でも長く一緒にいたい・・・、と悩んだ末、夏休み半ばに夏生を森に帰してきました。別れのときの気持ち、今でも忘れられない思い出です。

この夏、生徒さんの家で過ごすカブトムシ、それぞれにたくさんの思い出ができるでしょう。

発達支援教室Elephas(エレファース)
http://www.zoukei-rythmique.jp