・・・・Elephasブログ・・・・・
このブログでは、発達支援教室Elephas(エレファース)での日々のふとした出来事や気づきを記述しています。知的障害や発達障害をもつひとりひとりの生徒さんの学びと成長の姿を共有し、親御さんと共に療育についてゆったり楽しく考えていきたいと思います。
※ここでは親御さんの了承をいただいた記述をお伝えしています※
おはようございます。
発達支援教室 Elephas(エレファース)・所沢教室の榎戸です。
授業中、外から赤ちゃんの泣き声が聞こえてきました。計算していた手を止め、その声を聞いているりりちゃん。
「赤ちゃん、どうしたの?」
その言葉にびっくりしました。
これまで、自分から周りの様子に対しての発言はほとんど無かったからです。
しかも「赤ちゃん、泣いてる」ではなく、「どうしたの?」と心配して問いかける発言に成長を実感しました。
7年前、ファミリーレストランに行きたいということをはじめて「~たべる」と言葉で伝えられたとき、親御さんは夜なのにすぐに車でレストランに連れて行った、というエピソードを思い出しました。
りりちゃんはこうやってご家庭でも言葉を使ってのコミュニケーションを一つひとつ積み重ね、自分の気持ちを伝えるだけではなく、
会話としての役割を学んできたのです。
「赤ちゃん、お腹すいたって泣いているのかな?」
「りりちゃんもお腹すいた?」
「おやつ何食べたい?」
そのあとは、すっかりおしゃべりの時間になりました。そんな時間も大切にしていきたいと思っています。
発達支援教室Elephas(エレファース)
http://www.zoukei-rythmique.jp