・・・・Elephasブログ・・・・・
このブログでは、発達支援教室Elephas(エレファース)での日々のふとした出来事や気づきを記述しています。ひとりひとりの生徒さんの学びと成長の姿を共有し、親御さんと共に療育についてゆったり楽しく考えていきたいと思います。
※ここでは親御さんの了承をいただいた記述をお伝えしています※
おはようございます。
発達支援教室 Elephas(エレファース)・国立教室の神原です。
Oくんの描いた絵『ふしぎな町』が、絵画展に入選。
お母さまのお話によると、Oくんはかつて描くことが苦手で大嫌いだったそうです。
・・・絵を描くことが「いやなこと」だったOくん。それは、きっと「うまく描けない」から。自分が描いたものが「上手か下手か」
という外側からの基準にさらされるのなら、描きたくない。
でも・・・Oくんの「描きたい気持ち」が人一倍大きいのは普段の授業のようすからもうかがうことができました。
Oくんは9月に歌唱造形で「いえ」「でんしゃ」を描いたことをきっかけに、その周りにいろいろなものを描きたくなり・・・
その結果、Oくんにしか描けない、魅力ある「ふしぎな町」が画面に現われたのです。
この絵を描いているときのOくん、じつに楽しそうだなぁ・・・と眺めていました。絵に登場するもののお話を作りながら描いていきました。その顔には、常に面白うそうな「笑み」が浮かんでいました。
お手本のとおりに上手に描けたということが評価されたのではなく、「描きたい」という気持ちがOくんの内側を動かして描いた『Oくんの絵』が入選、本当に素晴らしいことだと、思います。
発達支援教室Elephas(エレファース)
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